Android には NDK (Native Development Tools) がある。要するに C とか C++ でちょっと高速なアプリケーションを書いたりできるらしい。まぁ、察せるとおりクロスコンパイラが入っている。
Android で動くバイナリとかを吐く一番速い手段がたぶんコレ。
OS X だと homebrew を使って
$ brew install android-ndk
のようにしてインストールする事ができる。
homebrew だと brew --cellar android-ndk
で表示されるディレクトリの下にバージョン名のディレクトリがあり、その下の toolchains/arm-linux-androideabi-4.4.3/prebuilt/darwin-x86/bin
とかに gcc が転がっている。
が、これを普通に叩いてもちゃんと動いてくれない。インクルードパスとか。
しかしパッケージ内にちゃんと standalone に gcc とかを使えるようにしてくれるスクリプトがあったのでメモ:
# r7c はインストールされているバージョンに置き換えること
$ cd `brew --cellar android-ndk`/r7c
$ ./build/tools/make-standalone-toolchain.sh --ndk-dir=`pwd` --install-dir=$HOME/opt/android-ndk-standalone
これで ~/opt/android-ndk-standalone/bin
にちゃんと単体で動く gcc 等が入るので、$PATH
を通したりすれば OK.