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BF-01D ファーストインプレッション

P3264335.JPG

BF-01D を買ったのでとりあえずファーストインプレッションを。

まずそもそも BF-01D は去年の夏頃に出る予定だった Xi の Wi-Fi ルータで (その時の型番は BF-01C とかだった気がする)、 突然延期が発表され 2012 年春モデルとして BF-01D と型番を変更し仕様が一部変更されて先日 3/22 に発売された。

  • なんか重量が...
  • なんかサイズが...
  • 連続通信時間が...
  • FOMA ハイスピードの下り速度向上
  • 無駄に 16GB の内蔵ストレージ搭載

まぁ、人柱だな。

よくわからない製品だがだが、これはバッファローの光ポータブルこと BF-01B の Xi 版のような存在であるため割と安定するんじゃないかと思って購入。

料金プラン

ヨドバシマルチメディア宇都宮で購入。細かい価格はうろ覚え。

  • 24回払い: 35910/24 = 1365 (/ 月)
  • Xi データプラン フラット にねん: 4010 円 (〜 4 月), 4935 円 (5 月 〜 9 月), 5935 円 (10 月〜)
  • mopera U: 525
  • 月々サポート: -840
  • ユニバーサルサービス料: 5

つまり、月額 5065円 (〜 4 月), 5990円 (5 月 〜 9 月), 7040 (10 月〜)

データプランの金額が違うのはキャンペーンとかその辺。詳しくは自分で調べて。

ハードウェア

  • 3G, HSUPA, LTE (Xi) 対応
  • あまり電池持たない?
  • なんかデカくて重い?

みたいな噂が。

実際はどうだったかというと、

  • 大きいけどまぁ大きさは良いとしてもちょっと分厚いかな
  • 裏フタ開けるとバッテリーがすごい小さいかな、バッテリーどれくらい持つのかなあ。
  • クレードルが付属してきてイーサネット端子があり、イーサネットコンバータもしくはイーサネットにつないだ回線で親機として作動させる事ができる。面白い。
  • デザインについては悪くないと思う。

ソフトウェア

  • b-mobile wifi とは違ってまともな感じなので扱いやすくて良い。ログインしなくても電池状況・電波状況等は見れる。

  • しかし、ソフトウェア側から Xi なのか FOMA なのかわからないのは辛い。いや、実際には管理画面にログインして ステータス→ログ を見て、 "LTE connected" 的なログを探しそれが最新か確かめればいいんだけど、面倒だな。

    • 後述するが、XML で詳細情報を取ることに成功したのでそれだと LTE かどうかのフラグっぽいのがあった。
    • ちなみに、LTE かどうかはハードウェア側、つまり本体LEDの色で分かる。水か青でFOMAかXiらしい、けどぱっと遠くから見てわからないよなあ。
  • Personal Media eXchange とかいうよくわかんないサービスに対応していて、Android アプリダウンロードしてみたけど管理画面のパスワードがデフォルトの空のままである事を想定していて何もできなかった。

    • Android 向けの shark でパケット読み取った結果、電池情報等を XML で取得する方法がわかりました。どうもありがとうございます。感謝いたします。

通信速度

  • 明日ちゃんと確認するけど、LTE か確認してないけど speedtest.net の Seoul サーバに iOS アプリから確認した所以下のような結果だった

  • なんか speedtest.net よくないきがする。。。

詳細なステータスが乗った XML を見る方法

Android 向けの Personal Media eXchange アプリ をダウンロード、 Android 版 wireshark でパケットキャプチャした結果以下の方法で電池情報、ネットワーク状態などが取得できた。

URL

http://<ルータのIPアドレス>:8888/status
例: http://192.168.1.13:8888/status

にアクセスすると BASIC 認証を求められるので、ルータの管理画面にログインする時と同じようにユーザー名 root, パスワードにルータに設定した管理画面パスワードを 入力すれば見れるはず。

取得できる情報と意味

こんな XML が手に入ります。項目の意味などは一部推測です。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<pwrStatus>
  <model>BF-01D</model>
  <vender>DOCOMO.</vender>
  <fwVersion>1.83</fwVersion>
  <apiVersion>1.0</apiVersion>
  <routeInterface>0</routeInterface>
  <power>
    <battery>35</battery>
    <standby>0</standby>
    <autoOff>0</autoOff>
  </power>
  <interface id="0">
    <connected>true</connected>
    <route>true</route>
    <rssi>-44</rssi>
    <ssid>atebadf00d</ssid>
    <bssid>de:ad:be:ef:fe:ed</bssid>
  </interface>
  <interface id="1">
    <connected>true</connected>
    <route>false</route>
    <rssi>-71</rssi>
    <lte>false</lte>
  </interface>
  <interface id="2">
    <connected>false</connected>
    <route>false</route>
  </interface>
</pwrStatus>
  • pwrStatusmodel: モデル名
  • pwrStatusvender: ベンダ名? ドコモで売ってるから DOCOMO なのかな。
  • pwrStatusfwVersion: ファームウェアのバージョンだと思われる。
  • pwrStatusapiVersion: これもよくわからないが API のバージョン。8888 ポートは API なんだろうね。今後もパケットキャプチャして挙動を把握したい。

ここまでは割とどうでもいい情報。

  • pwrStatusrouteInterface: 後に続く <interface>id 属性を指す物とみられる。現在どの <interface> を利用してインターネットに接続しているか、という意味ではないか (<interface> はそれぞれ Wi-Fi, 3G/LTE, Ethernet を指している)

  • pwrStatuspower

    • battery: バッテリーの残量 (たぶんパーセンテージ)
    • standby: よくわからない。
    • autoOff: よくわからない。
  • pwrStatusinterface

    • id="0" - Wi-Fi

      • connected (bool): Wi-Fi につながっているかどうか。
      • route (bool): 現在 Wi-Fi を利用してインターネットに接続されているかどうか。
      • rssi: RSSI. 値が大きい方が電波強度が強い。
      • ssid: 接続している Wi-Fi の SSID
      • bssid: 接続している Wi-Fi の BSSID
    • id="1" - 3G, LTE (Xi)

      • connected (bool): 3G, LTE 回線に繋がっているかどうか。
      • route (bool): 現在 Wi-Fi を利用してインターネットに接続されているかどうか。
      • rssi: RSSI
      • lte (bool): true なら LTE (Xi) で繋がっている、っていう意味だと思われる。
    • id="2" Ethernet

      • connected (bool): Ethernet に繋がっているかどうか。
      • route (bool): 現在 Ethernet を利用してインターネットに接続されているかどうか。

こんな所かなあ。一部推測が含まれてるけど。

これで端末見なくても LTE かどうか確認できるね! やったね!

BF-01D のステータスを出力するスクリプト

Ruby で。要 Ruby 1.9, nokogiri (gem install nokogiri)

とりあえずこんな感じで使える。

$ ruby bf01d_status.rb 192.168.13.1 ぱすわーど
BF-01D 75% -  Wi-Fi: --SSID-- (-49)

↑Geektools に設定してデスクトップに表示させた例

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